ヤノベケンジ個展「CINEMATIZE シネマタイズ」 高松市美術館

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ヤノベケンジによる四国における初の大規模な個展を高松市美術館で開催します。 イマジネーションあふれる作品の数々を世に放ってきたヤノベの創造の軌跡を、「シネマタイズ=映画化」とい う視点で再編します。 「シネマタイズ」とは、ヤノベがストーリー性とキヤラクター性のある虚構的作品を様々な場所に設置するとと で、空間や現実自体が映画のように変容する効果を意味しています。 初期から最新プロジェクトまでの実作の展示 に加え、資料展示やドキュメンタリー映像の上映を通して、ヤノベ作品によって「シネマタイズ」された様々な空間や現実の歴史を追います。さらに、展示室全体を映画セットにするインスタレーションが行われ、実際の公開映画のための撮影も予定されて います。まさに、美術館自体が「シネマタイズ」される画期的展覧会です。

ヤノベケンジ展 「CINEMATIZEシネマタイズ」
2016 年7 月16 日(土) ~ 9 月4 日(日) [会期中無休]
高松市美術館 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/index.html
開館時間:月~土9:30~19:00 日曜日9:30~17:00 * 入館は閉館30分前
入場料:一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料
主催:高松市美術館
協力:ジャンボフェリー株式会社/京都造形芸術大学/東北芸術工科大学/クリエイティブセンター大阪/MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA) /山本現代
助成:芸術文化振興基金/公益財団法人 花王芸術・科学財団
*瀬戸内国際芸術祭2016連携事業

~これは映画か?現実か?あるいはアートか?妄想か?~
第1部 Cinematize Reality
「サヴァイヴァルからリヴァイヴァルへ 未来の廃墟のドキュメント」
第2部 林海象×永瀬正敏×ヤノベケンジ コラボレーション展示 Cinematize Fiction
「パラレル・フィクション 妄想世界の水域へ」
●永瀬正敏写真作品 特別展示
『BOLT』主演の俳優であり、写真家、アーティストでもある永瀬正敏が、ヤノベ作品をモチーフにした写真作品を特別展示します。
●林海象監督映画『BOLT』(パイロットフィルム)『GOOD YEAR』特別上映
映画『BOLT』パイロット版短編と『BOLT』の後日譚である作品を特別上映します。

出展予定作品
デビュー作《タンキング・マシーン(1990)、《サヴァイバル・システム・トレイン(1992)、チェルノブイリでの《アトムスーツ・プロジェクト》写真(1997)、《アトム・力一》(1998)、人工稲妻装置内蔵の《黒い太陽》(2009)、3.11以降のモニュメン卜《サン・チャイルド》(2011)、増田セバスチャンとの共作《フローラ》(2015)等。その他大小合わせて30数点

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