2011 やなぎみわ演劇プロジェクト

ディレクター:やなぎみわ(演出家・劇作家・美術作家)

_DSC3248.JPG

[概要]
美術作家・やなぎみわの新たな試みである演劇制作に関わるプロジェクト。学生は、やなぎ作・演出による演劇3部作『1924』の第1部『Tokyo-Berlin』(7月、京都国立近代美術館)、第2部『1924海戦』(11月、神奈川芸術劇場)の舞台制作から稽古立会い、公園本番まで一連の工程に携わった。第1部では、学生も役者として参加した。

[活動期間]
2011年5月-2012年3月

演劇3部作『1924

第1部 『1924Tokyo-Berlin 2011年7月29日(金)~31日(日)
1924年10月、東京、築地。 日本初の小劇場に舞い込んだ一通の手紙。 差出人の名は、モホイ・ナジ・ラースロー。ベルリンから届いたその奇妙なプロポーズが紡ぐ、トーキョー/ベルリン プロジェクトとは------? メディアアートの奇才に翻弄される若き芸術家達を描く、 やなぎみわ演劇プロジェクト 「1924 Tokyo-Berlin」

第2部 『1924海戦 2011年11月3日(木・祝)〜(日)
大正デモクラシー、震災、新興芸術の幕開け。 怒涛の20世紀を物語る「1924」第2幕。 絶叫と轟音に唸る舞台「海戦」で、築地小劇場は旗揚げする。 船上の舞台セットでこけら落としの前夜を描く、やなぎみわ劇場初演出。


第3部 『1924人間機械 
芸術家たちが、芸術作品の大衆化、複製化、産業化への道を模索し始めた時代。日本のダダイズム「マヴォ」を牽引し、ひたすら自己拡張を続ける若き村山知義の転向とは何だったのか。アヴァンギャルドとプロレタリアの関係性を軸に、新興芸術家たちの遺産を引きつぐ現代日本の芸術を問う。

東京公演 2012年8月3日(金)4日(土)5日(日)、京都公演 2012年4月13日(金)14日(土)15日(日)、高松公演2012年6月 9 日(土)-10日(日)

IMG_1716_本命.jpg

《1924海戦》

tokyoberlin02.jpg

《1924 Tokyo-Berlin》

ページの先頭へ

■ Project