2011 Critical Design Lab
ディレクター:原田佑馬、水野大二郎
[概要]
Critical Design Labは学科間の壁を横断的に侵食するデザインを研究・発見・発表することで創造力を新境地へと開拓せしめるよう導くデザイナー養成のための研究機関。2011年度前半はデザイナー・中坊壮介を招き「MUNDANE DEAIGN」を考えるワークショップをはじめ、Fablab鎌倉と連携しデジタルファブリケーションを屈指したワークショップを行い、後半は宮城県南三陸町志津川の漁師の作業小屋の設計プロジェクトを行った。また、アメリカに本部を置く世界的なNPO団体 Architecture for Humanity(AfH)よりハイチ地震やハリケーン・カトリーナの被災地で活動の経験があるナサニエル・コラム氏を招き、震災復興プロジェクトの一環として東日本大震災で被害を受けた南三陸、志津川の漁業再生を目的としたデザインプロジェクトを行った。地元の漁師グループの作業と交流の場となり、新たなビジネスの拠点ともなる「番屋」の設計を現地住民とともにリサーチし、2012年3月末に番屋内で使用する家具を製作し現地に提供した。
[活動期間]
2011年5月~2012年3月