2015 ULTRA SANDWICH PROJECT

ディレクター:名和晃平(彫刻家)

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[概要]
名和晃平が主宰するクリエイティブプラットホームSANDWICHで進行する、複数のプロジェクトに参画するプロジェクト。名和とダミアン・ジャレとのダンスパフォーマンス「Vessel」では、振付家のジャレ、出演した森山未來らとともにワークショップを行うなど、演出の構想段階から関わり、人を形どったオブジェを配した舞台美術なども作りあげた。また、名和と野田秀樹による、オリンピックに向けた文化発信プロジェクト「東京キャラバン」では、駒沢オリンピック公園での3日間のイベントに向けて、ステージ美術をリサーチ、発案し、学生の企画が実際に制作、展示された。

[活動期間]
2015年5月-2016年3月

[活動内容]

■ ワークショップ、『東京キャラバン』
名和が美術・空間構成を担当した、2020年五輪の文化プログラムに向けたリーディングプロジェクト「東京キャラバン」の公開ワークショップが10月8日-10日の3日間開催された。東京キャラバンとは、「文化は交通である」というコンセプトのもと、東京をはじめ日本の多種多様な芸術が集う文化発信の新しいムーブメントで、 2016年夏のリオデジャネイロ オリンピック&パラリンピックを出発点として、東京キャラバン隊が国内外各地に出現し、「文化大サーカス」を繰り広げていくとともに、国や地域を越えた交流を継続的に図っていく。今回、美術・空間構成を担当する名和は、過去最大級となる約12mの "Ether" を舞台で発表した。学生メンバーたちとともにセットの一部や小道具を制作。彼らの自由な発想や斬新なアイデアを、SANDWICHによるテクニカルサポートのもとで実現した。

監修 : 野田秀樹(演出家)
監修補佐 : 日比野克彦(美術家)
美術・空間構成 : 名和晃平(彫刻家)
主催 : 東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

公式サイト:https://www.artscouncil-tokyo.jp/archive/tokyocaravan2015/

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(実際に舞台で使用するオブジェの制作・ウルトラファクトリー工房)

■パフォーマンス『Vessel』
名和晃平とベルギー出身のダミアン・ジャレによる新作パフォーマンス「Vessel」の限定公演

日時 : 2015年7月25日(土)
会場 : クリエイティブセンター大阪
振付 : ダミアン・ジャレ
舞台美術 : 名和晃平
ダンス : エミリオス・アラボグル、森山未來、佐伯有香
音楽 : 原摩利彦
協力 : ヴィラ九条山、おおさか創造千島財団 制作 : SANDWICH、クリエイティブセンター大阪

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■ Project