鏡板プロジェクト

ディレクター:山本太郎

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[概要]
現代の風俗と日本の古典絵画が混在した日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱する画家の山本太郎と能舞台の鏡板の作画を行ったプロジェクト。鏡板とは能舞台の一番奥に設置された板のことで、通常は春日大社の影向の松を写したといわれる老松が描かれている。今回、現代アートを含む他分野との積極的なコラボレーションをおこなっている山本能楽堂(大阪)がデザイン会社grafに発注した移動式能舞台の背景の作画を山本太郎が担当した。制作は山本能楽堂へのインタビューと見学からはじめ、技法や表現の模索、また山本の指導のもと学生と共に一ヶ月をかけて行った。参加した学生は現代における日本画の新境地を開拓し続けるアーティストのクライアントワークへの参加という得がたい経験を得ることができた。

[活動期間]
2016年5月~2016年6月

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■ Project