CAT! MONSTER! CAR! 巨大彫刻計画

ディレクター:ヤノベケンジ(美術作家)

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[概要]
ウルトラファクトリー内で巨大彫刻作品を連続制作するプロジェクト。テーマの異なる3つの作品制作に挑む。学生たちはヤノベとともに作品を制作する中で、その技術、理念、思想、戦略を体得していく。

[活動内容]
CAT
《SHIP'S CAT (Diver)》
瀬戸内国際芸術祭2019夏会期にあわせ、高松市の丸亀町商店街で「シップス・キャット」が2点展示された。うち1点は潜水服を着たダイバーバージョンの新作を発表し、制作および搬入には学生が携わった。
▼瓜生通信
巨大彫刻と格闘する
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/543

《SHIP'S CAT(Fortune)》
広島県広島市に2019年10月11日にオープンしたWeBaseHiroshimaに常設展示される《SHIP'S CAT(Fortune)》をプロジェクト参加学生と制作。
作品が設置されているラウンジのメインテーマは、ヤノベの作品コンセプトから出発して広島の世界遺産である厳島神社のイメージから紐付いた「竜宮城」となった。大漁船を連想させる船の甲板をイメージしテーブルと一体化した形で制作された作品は、ホテルのシンボルとして食事や休憩時に宿泊客が集う場となった。

MONSTER
2019年11月2日-4日に天台宗総本山の比叡山延暦寺で開催された「照隅祭(しょうぐうさい)」で巨大な2体の彫刻を発表。獅子と狛犬が一対となった作品《KOMAINU―Guardian Beasts-》の制作および搬入設営に学生が携わった。

▼瓜生通信
延暦寺を照らす、芸術の灯
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/579

CAR!
2年の時を刻み遂に完成する世界最速の巨大彫刻プロジェクト。人工知能のナビゲーターを搭載する電気自動車仕様の彫刻作品の完成。街を疾走するまだ見ぬ未来の車彫刻に挑む。

[活動期間]
2019年5月~2020年3月

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■ Project