2009 クリティカルデザインラボ
ディレクター:水野大二郎、原田祐馬
[趣旨]
クリティカルデザインラボは、学科間の壁を横断的に侵犯するデザインを研究・発見・発表することで創造力を新境地へと開拓せしめるよう導く、ウルトラデザイナー養成のための特殊教育機関である。
[内容]
1.クリティカルデザイン&リサーチ02 眼の冒険
個人制作ベースで行うデザイン&リサーチプロジェクト。視覚性をテーマとする。
本プロジェクトは「眼の冒険」(松田行正 紀伊国屋書店2005)に由来し、視覚・認知を横断的に分析し、デザインへと展開させることを目的とする。我々が目を通して認識する様々な事象、デザインにはことごとく「意味」が生じている。そしてそれを認識する我々は、様々な「条件」によって支えられている。「眼」がもたらす文化は、どのようにデザインを再検証し、展開させることができるだろうか?様々な角度から眼の文化をリサーチ、デザインする。
2. クリティカルデザイン&リサーチ03 テクノロジカル・ドリーム
個人制作ベースで行うデザイン&リサーチプロジェクト。
ロボットクリエイター・高橋智隆さんとのコラボレーション。
本プロジェクトはロボット・クリエーター高橋智隆さんが運営するロボット・リビングとの共同プロジェクトとなる。昨今、テクノロジーの発展と共にすばらしいプロダクトデザインが次々と現実化していく。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、テクノロジーがもたらす将来を具現化した物語=ナラティブであったが、実際にテクノロジーがもたらす社会的、倫理的、文化的インパクトとは何だろうか?現在のテクノロジーをふまえ、どのようなデザインが我々の日常生活に寄与できるかをリサーチ、デザインする。
[活動スケジュール]
2009年5月中旬~2009年4月 毎週木曜日 18:00~20:00