2015 ULTRA×Kawaii PROJECT

ディレクター:増田セバスチャン(アートディレクター, アーティスト)、ヤノベケンジ(現代美術作家)

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[概要]
「原宿kawaii文化」の第一人者である増田セバスチャンとヤノベケンジによる、初のコラボレーション作品制作に参加するプロジェクト。琳派400年を記念して、京都府立植物園で開催された展覧会「PANTHEON―神々の饗宴―」で発表された巨大彫刻《雷神-黒い太陽》、《フローラ》、《風神の塔》の制作、設営に携わったほか、未来の植物を表現した増田の新作《New Generation Plant》は、時代を担っていく世代であるプロジェクト参加学生と増田の協働によって制作された。また、本展覧会の作品制作の過程で出た作品の端材などをもとに「ULTRA kawaiiグッズ」を学生が企画・制作。学園祭で販売し、好評を得た。

[活動期間]
2015年5月~11月

[イベント]
琳派400年記念「PANTHEON ―神々の饗宴―」

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琳派400年を記念する本展では、京都府立植物園の温室前「鏡池」に、神々をモチーフに した3体の巨大彫刻作品(雷神・風神・花の女神フローラ)が次々と降り立ちます。その神話的インスタレーションは、ヤノベケンジ(現代美術作家)、増田セバスチャン(アー トディレクター)、髙橋匡太(ライトアップ・アーティスト)という豪華な面々によるコラボレー ションによって壮大な物語として演出されます。また本展は、『風神雷神図』を象徴として受け継がれてきた琳派の起源に遡ります。琳派の創始者の一人、俵屋宗達の『風神雷神図』は、慶派、円派、院派が活躍した日本仏像史 における黄金期に作られた三十三間堂の風神・雷神像からも影響を受けたとされています。そして、400年の時を超えて、2次元の絵画(屏風)から、ヤノベ(形)、増田(色)、髙橋(光) らの手によって、新たな風神・雷神や神々が再び 3 次元の世界に降臨するのです。それ は園内に創建 1300年以上の上賀茂神社末社があるパンテオンに相応しく、琳派の美学 を継承すると同時に、流派や時空を超えたクリエイターと神々の饗宴となるでしょう。

会期:2015年7月25日(土)- 10月25日(日)
会場:京都府立植物園観覧温室前「鏡池」
入園時間:午前9時から午後4時(午後5時閉園)

●序章 「雷神―黒い太陽」 2015年5月26日(火)より
●1章 「フローラ降臨」 2015年7月25日(土)より
●2章 「風神の塔」 8月中旬より
●最終章 「New Generation Plant」 9月中旬より

[関連イベント]
髙橋匡太によるライトアップ
2015年9月27日(日) - 10月11日(日)夕刻
詳細:http://www.kyoto-art.ac.jp/events/950

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