Ultra Student Today! - 巨大ミラーボール《THE STAR ANGER》設営

この秋、たった26時間だけ吠えた星、ヤノベケンジ新作《THE STAR ANGER》の搬入レポートです!
10月20、21日に開催された「NAMURA ART MEETING '04-'34」にてお披露目となりました。

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私はYANOBE PROJECTの一員として、5月から10月まで約半年の間ミラーボール制作に関わってきました。
最初はミーティングや現在ミラーボールが展示されている名村造船所跡地のまだ空っぽだった倉庫への見学から始まりました。
7月頃から制作に入り、徐々に詳細が明かされていくミラーボールの全容。
決して最初から全貌を教えてはくれないヤノベさんに、私達学生はヤノベさんは何をどう考えてどうしてこのような表現(形)になったのだろうか、と制作を通して自分自身で考えながら作品を作り上げていきました。

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そしてあっという間に「NAMURA ART MEETING」前日。
イベント本番に向けての設営のため、初めて倉庫を訪れた5月以来、名村造船所跡地へ行きました。
前日の組み作業では完全には全部を組むことが出来ませんでした。

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「NAMURA ART MEETING」2日目、ミラーボールの収納儀式に参加するため再び名村造船所跡地へ赴き、
私はそのとき初めて展示されているミラーボールを見ました。
会場に入ったら一番最初に目に入り、思わず全力で駆け寄りしばらくはただただじっと見入ってしまいました。

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夜になるとギラギラとまぶしく光り、まるでドラゴンの雄叫びが本当に聞こえてきそうでした。

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イベント終了後、収納儀式がありました。
縄を結んだ台車にミラーボールを乗せそれをみんなで引っ張るという、お祭りで御神輿を引くみたいで面白かったです。
なんとヤノベさんはミラーボールのドラゴンの上にまたがり、もう本当にお祭り状態になってました。
サイリウムと軍手が配られて、みんなでかけ声を出して引っぱりました。

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けれども予想より難航し、私含めみなさん常に走り回りました。

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イベント1日目には参加できなかったのでお披露目時の会場の様子は直接は見れなかったですが、
後から様々な人からお披露目のとき、そして点灯式のとき歓声が上がった、反応が良かった等教えてもらいました。
何よりそのことを教えてくださった人がとても笑顔で話してくれたので、
一人でも人が笑顔になれるようなことを作品を通じて出来たことが初めての経験だったので、大変嬉しかったです。
半年間頑張って作ってきて良かった、と感慨に浸ったような気分になりました。

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もうミラーボールはただのミラーボールではなくなり、《THE STAR ANGER》と命名されたひとつの作品になりました。
これからこの《THE STAR ANGER》はどうなっていくのか。
「プロジェクトで制作してきた作品がやっと完成した」というプロジェクトメンバーとしての気持ちと、
「まだまだ外に出たばっかでしかないからここからがスタート地点だ」という作品を世に送り出すアーティストとして気持ちの
相反する感情が同時に起こりました。今まで経験したことがないような何とも言えないような気持ちです。

どれもこれも勉強になることばかりの半年間で、
造形技術を初めとして、プロの作家の姿勢、長期に渡る集団制作で大事なこと等々
いくらスペースがあっても書ききれない程たくさん吸収しました。
今なら自信を持って胸を張って成長した!と言えるまでになりました。


YANOBE PROJECT 2012
情報デザイン学科 先端表現デザインコース
1回生 小林佳代

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たった2日間だけの展示がほんとうに惜しいと思う
素晴らしい輝きを放った《THE STAR ANGER》でした。
自ら手がけた作品なら想いも一入ですね。

このあとどうなるのか?
また、どこかでみなさんのお目にかかる日がきっと来るでしょう!
その時は、写真ではどうしてもお伝えできない、回る《THE STAR ANGER》の姿をぜひ見に来ていただきたいです。



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